『ビヂテリアン大祭』宮沢賢治 を読みました。
宮沢賢治は、ベジタリアンです。
ビヂタリアン大祭は、ニュウファウンドランド島で開催されます。
世界中から、菜食主義者、非菜食主義者が集まって激しい議論をします。
とてもユーモラスに描かれていますが、
その議論は博士や司教の理屈たっぷりの説得性のある論考。
種明かしをすると。最後には全員ベジタリアンになります。
ビヂテリアン反対派は、ビヂテリアン大祭を盛り上げるために、
反対の芝居を頼まれた!という驚きの種明かしもあります。
宮沢賢治の主張は、こんな感じです。
キリスト教的には”神の愛”、あらゆる生物に対する愛が基本である、どうしてそれを殺して食べることができるか。また仏教的には全ての生物は流転から流転を重ね、あるときは動物であり、あるときは植物であり、全て永い間の親子兄妹であるから、あらゆる生物への愛があり、それを殺して食べていいわけがない。
ということでした。
人間は肉を食べてよいか?
宮沢賢治は複雑な思考をしていて、いろんな方向から問いかけを投げてくれます。
『毒もみの好きな署長さん』では、
警察の署長さんが、
「ああ、面白かった。おれはもう、毒もみのことときたら、全く夢中なんだ。いよいよこんどは、地獄で毒もみをやるかな。」
※毒もみ…毒を魚に食わせて殺して魚を捕る方法と最後にはビヂテリアン大祭と正反対の結論に至っています。
どちらも短編なので、ぜひ読んでみてください

今生きていることは、いろんな命が鎖でつながっているおかげであって、
食べることは食べるものがあることは動物にとってとてもありがたいことなんだと気付きます。
この日曜日に、してきましたネイチャーゲーム

指導は今回がデビューでして、ボーイスカウトのビーバー隊に、
カモフラージュというゲームを指導させてもらいました

5歳6歳のこどもたちに普段触れ合う機会がないので
どんなふうに話したらいいのか、
楽しんでくれるか、最初は不安でした、が、
はじまるとこどもたちはむちゃくちゃ元気がよくって、
われ先に進んで動いてくれて興奮しっぱなしで

不安とか緊張とか言ってられず、夢中で声張り上げてました

初めて会うのにすごく興味をもって親しんでくれて、
とてもうれしかったです。かわいいこどもたちにすっごいパワーをもらいました

いっしょに楽しめて、良い経験ができました。ありがとう!!

一日の活動の最後のしめくくりに、マップを作成してもらっているところです。
今日見た自然のものや、今いるところから見えるもの、聴こえる音を、
絵で表してもらっています。それぞれ個性あふれるいろんな絵を描いてくれました

そうだね〜いろんなもの見たねぇ〜それってそう表現するんだぁ〜、
って感心しました。
自然を大切にする、心が豊かな、そして感受性豊かな、人に、
きっとすくすく成長してくれる、こどもたちでしょう


山本芳翠「浦島図」

高橋由一「日本武尊(やまとたけるのみこと)」
今日、大和文華館に行こう!と思ったら、
リニューアル工事中でしばらく休館中だそうなので、
ぁ神話展がやってた

と思いついて、
神話について本を読んだりして調べていて興味があったので、
これは今日がそういう日やったんやわ

ということで
奈良県立美術館へ行きました。
西洋美術では、神話や歴史画がものすごく多いですよね。
ルネサンス期から近代にいたるまで推奨されてきたジャンルで、
たくさんの画家が描いているのをよく見ます。
日本美術も実は、古代神話や歴史が画家の霊感を刺激したのか?
想像力豊かな作品が生まれています。
そんな、日本人の心の原点を振り返ろうとするのがこの展覧会です。
明治から大正期にかけての洋画・日本画による神話画・歴史画を展示しています。
山本芳翠による浦島図は、見たかった作品で、
やっぱり一番印象に残った作品です。
浦島太郎がもつ玉手箱や、侍女たちの装飾品はとってもきらびやかで細密

本当に美しいです。
フランスで学んだ成果がよく出ていると思ったのは、
光の効果の使い方や遠近感、白い肌の質感

広大な大海原の遠くにぼんやりかすんで見える竜宮城も、
神話の世界を視覚に上手に訴えかけてくれます。
遠くまで続く乙姫や侍女・童子は、浦島太郎との別離を
とてもドラマティックに見せてくれます。
浦島太郎の視線、侍女たちの視線、どれも鑑賞者とは合わず、
あっちむきこっちむき。それがまた、
神話の世界であることを際立たせている気がします。
12月24日までの展覧会期間です。
よい展覧会だったのでぜひ見に行ってみてください
奈良県立美術館
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いつものように、また思いつきで、お寺をまわってきました。
薬師寺。奈良県奈良市西ノ京町。
この清楚な美しさの実は、紫式部という名前だそうです。

よく行く、興福寺とおなじ、法相宗の大本山。
ユネスコの世界遺産に登録されています。
現在、奈良時代から残る東塔が、調査・解体修理中でした

日本に現存する江戸時代以前に作られた仏塔としては、
東寺五重塔、興福寺五重塔、醍醐寺五重塔に次ぎ、4番目の高さを誇ります。
これは西塔。

唐招提寺。奈良県奈良市五条町。
南都六宗の一つである律宗の総本山。
奈良時代からの鴟尾は、2000年からの解体修理(「平成の大修理」)が行われ、
2009年11月1日−3日に落慶行事が行われてから、屋根上から下ろして新宝蔵に保管されています。
今の屋根上には新しい鴟尾が飾られています。


秋篠寺。奈良県奈良市秋篠町。
宗派はもと法相宗と真言宗を兼学し、浄土宗に属した時期もあります。
伎芸天像と国宝の本堂で知られます。

苔のじゅうたんがとてもきれい。
近鉄大和西大寺駅から、歴史の道を歩いていくのが楽しかったです。

お寺は大きくないですが、自然が豊かで静寂。

お寺めぐり、今日はいろいろ行かせてもらいました。
ありがとう。